The first anniversary

家を購入してから今日でちょうど1周年。

住み始めたのは1月の終わりからなので、住んでいる時間はまだ1年には少々足りないが

この家で四季の全てを過ごしたと言っても過言ではない。


どのように過ごしたか、振り返ってみようと思う。

古い順に行くとどうしても記憶が鮮明ではなくなってしまっているので、

過ごしてきた季節から逆順にたどっていく。


先月11月。初めの数日はとても冷えた。

最低気温が10℃を下回り、外においていたアレカヤシの葉先が茶色く枯れ始めてしまった。

数日すると、最低気温は10℃を超えるようになり、初旬よりは寒くなくなった。

それでも普通に過ごすには寒いので、さすがに暖房器具が必要なので現在は石油ストーブの購入を検討している。

特に11月終わりの方では、最低温度が10℃を切るようになり俄然寒さを感じるようになった。

自転車に乗っている時も、夜はかなり冷える。

対照的に、昼間太陽の出ている間は中旬ころまでは結構暖かかった。

最高気温でみると、18度を超える日がほとんど。

終わりの方は15℃を下回るようになり冷える。


10月。この時点で正直あまり記憶に無い。

気温データをみると、最高気温は20℃を超え、最低気温は16℃から徐々に下がり、たまに10℃を下回る日が出るようになるが、

10~14℃あたりが殆ど。

確か、寒くなってきたと感じてきたのはこの10月頃からだったように思う。

外においている観葉植物の耐寒気温が気になり始め、最低気温をチェックするようになったのはこの頃だった。

しかし、10月は10℃を下回ることはほぼ無かったため、来月に持ち越した記憶がある。

夜の自転車はこの頃からちょっと寒かった。


9月。記憶は覚束ない。

7月、8月。夏の記憶は強い。

冷凍庫に入れておいたペットボトルを使って除湿を試みたり、

サーキュレータで部屋の空気をかき回したりしながら何とか過ごした。

家にいるのは大体夜なので、大変なのは寝る時だ。

8月初めの最低気温は25℃を超えているのがザラで、28℃の日もあった。

お盆の時期は東京に行っていたのでその期間は苦労していないが、お盆が過ぎたあたりからは割りと過ごしやすかった。

気がする。気がするだけかもしれない。ここは曖昧。

それで思い返すと、8月から9月にかけての変化していく温度差が激しい。

これで風邪をひいた記憶がある。

10月までかけて最高、最低気温とも15℃前後下がっている。

この時期に夏のままの格好で過ごしていれば風邪を引くのもしか無い。


6月。露の割に雨が少なかった。

なので、蒸し暑いと感じたこともあまりなかったように思う。

5月。この時期の記憶の方が鮮明だ。

GWの時期は暑いくらいの日だった。気温データをみると、5月は思っていたより気温が高い。

30℃に近いどころか、超えている日も少なくない。

それに比べると6月は気温が少し引くいので、雨が少なかったのもあり過ごしやすかったのだろう。


4月。床を剥がして先輩の友人達とパーティをした時期。

この頃は春の季節といえどまだ寒かった。

夜は特に寒かったので、まだホットカーペットを使っていた。

中旬までは最高気温は10~20℃、最低気温は5~13℃と振れ幅が大きい。

終わりの方では随分と気温が上がり始めているので、

そのまま5月に過ごした感じになっていくのだろう。


3月。先輩と家の補修を開始した時期。

体を動かしていた事が多かったためか、日中はそれほど寒く感じ無かったように思う。

1月の数日と、2月の寒い時期を過ごしてきて体が寒さに慣れてきていたのかもしれない。

中旬までは最高気温は10℃前後、最低気温は5℃前後しかない。


2月。引っ越してきたばかりの時。

寒かったのは確かだが、あまり記憶に残っているとはいえない。

今もそうだが、夜出かけることが多いので、家で過ごした記憶の量が少ないのかもしれない。


約1年を振り返ってみたが、空調設備全然なくても何とか過ごしていける。

ただ、寒い時期を過ごしている今いえることは、作業や思考の効率はかなり悪い。

というか何もできない。

体を動かせば良いのだろうが、そもそもそのスタートをきるのが難しいということだ。

暖房器具はどれが良いのか特に選定もしていないが、

今は石油ストーブが候補に上がっている。


今年も残り僅かだが、部屋の完成も含めもう少しだけ過ごしやすくを目標にやっていきたいと思う。



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思考と実験の場

生まれた時からあって、何の疑問もなく暮らしてきた家。

家、生活、暮らし。ごく当たり前だったものを、住環境が変わったことで改めて考えるキッカケができました。

今までと同じ暮らし方をしていたら、そのまま過ごしていたと思います。

生活の中心となる家。暮らすとはどういうことなのか。生きること、その哲学とは。